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理論が先か? 実践が先か?

みなさま、こんにちは。


インターネットというのは、それに振り回されたり、依存したりしなければ、
本当に便利な道具です。

そして時々、
「すげぇ~なぁ~!」
という人にネットで出会えたりします。


蒲島郁夫さん、という方を私は最近ネットで知りました。
もちろん、ご存知の方も多いと思います。
というか、私が知らないだけだったのかもしれませんね。
ごめんなさい。(笑)


蒲島さんは、熊本県の稲田村というところでお生まれになり、ご自身の言葉を借りれば
「高校時代が終わるまで、勉強をした覚えがない」
ということです。

高校時代は、220人中200番台をキープしていたそうですよ。(笑)

しかし、蒲島さんには、少年時代から3つの夢がありました。

それは、
「一つは『レ・ミゼラブル』を書いた、ビクトル・ユーゴのような小説家になりたいと思っていました。
文章を書くのが好きだったのです。
『レ・ミゼラブル』は私が小学3年生の時読んだ最初の本です。

もう一つの夢は、政治家になりたかったことです。
それは、やはり小学生のとき読んだ『ブルータクの英雄伝』に影響を受けたのかも知れません。

3つ目は、阿蘇山の見えるところに住んでおりましたので、阿蘇の大平原で牧場を経営する夢をもっておりました。

振り返ってみると、私の人生はこれらの夢を追いかけてきたようなものです。」


こちらより引用⇒『こちら』


高校をギリギリで卒業すると、地元の農協へ就職。
農家に肥料やガスを届けたり、収穫時には米俵を倉庫に運んだりという仕事をこなしていたそうですが、1,2年で辞め、牧場の夢を追いかけることにします。

そこで、農協に貼ってあった『派米農業研修生』の制度に応募、合格し、アメリカ行きの切符を手に入れました。

牧場経営の夢を膨らませて渡ったアメリカの地で、蒲島さんを待っていたのは、まるで「農奴」かと思うような過酷な仕事の数々だったそうです。
このとき、蒲島さんは21歳。

モーゼスレイク市の短大で、1ヶ月間の語学研修を終えた後、
オレゴン州の高地にあるリンゴ農場、 
続いてアイダホ州の高地にあるバーレイの農場へと派遣され、
15ヵ月間の実地研修を行なうことになりました。

数百等の肉牛と羊に朝晩と餌をやり、空いた時間は広大な農地を耕します。
農業経験も殆どない中、農家のご主人の期待に応えようと、体力の限界まで頑張って働いたそうです。

ボロボロになって働いた実習期間を終え、次は3か月間のネブラスカ大学で学科研修に入ります。

蒲島さんは、
「天国みたいな生活。だって、勉強だけしてればいいんですから!」(笑)
という言葉を残しています。


しかし、そういうお気楽さとは裏腹に、蒲島さんの運命をも変えていくような状態に入っていきます。

そう、先に「農業実習」を積んでいたおかげで、
「理論」の理屈がドンドン吸収できるのです。


「勉強って、こんなにも面白いものだったのか!」

勉強に目覚めた蒲島さんはその後、ネブラスカ大学に入学。

さらにハーバード大学大学院にて博士号を取得し、
帰国後は筑波大学教授を経て、東京大学法学部の教授となりました。

「高校時代を知る友人なら、私がまさか東大の教授になるなんて、考えもしなかったでしょう。」
と笑う蒲島さん。


そして2008年、蒲島郁夫氏は熊本県知事に当選。
「農協職員が東大法学部の教授に」とマスコミを賑わせました。

子供の頃の「政治家になりたい」という夢も叶えていったのです。

ちなみに、蒲氏知事の初任給は、公約通り「100万円カット」の9万2693円だったそうですよ。

関連記事⇒『こちら』



一昔前の

「良い小学校」⇒「良い中学」⇒「良い高校」⇒「良い大学」⇒「良い会社』⇒「豊かな老後』

という価値観は、現在すでに崩壊したと言っても良いと思います。



省エネ型の「効率の良い努力」よりも、
「全力で努力すること」が道を切り開いていくという時代です。


努力というと、汗臭い感じがつきまといますが、
それを本人が楽しんでできるのであれば、こんな幸せなことはないですよね。


理論を先に「学習」することで、効率化ばかりが優先され、
本人の努力を「バカにする」ようなことがあれば、それは「学習の弊害」です。
もはや「学習」とも言えないかもしれません。


あれこれと考えを巡らせること。

それは、子ども時代に与えられた特権なのです。
それを、大人の「善意」で取り去っていってはいけません。


「教えてもらわないと、何もできない」
のでは考え方を教わっていないことになります。


まずは実践する方が、実は何倍も早く目的地につけることがあるのです。

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2010/03/23 17:28 | 未分類COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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