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ある日の授業

みなさま、こんにちは。


さて、先日の高校生の授業でのこと。
英語の教科書の内容が「占い」についてのことでした。


ひとしきり訳し終わってから、
「K君は占いとか信じるほう?」
と聞くと、
「いえ、全然信じません。」
との答え。

「あ、そうなん。なんで?」

「だって、当たった試しがないから。」

「なんかあったん?」

「はい、新聞とかの占いとか、たまに見てたけど、
良い日って書いてあったのに、悪いことばっかりあったり、
その逆もあったりで、結局信用できないな~って。

それに、自分の人生って、自分の努力次第だと思うし。」



なんてしっかりとした答えをしてくれる子です。笑



しかし、その授業中にふとしたことで、「怖いもの」の話に。

私は、「まんじゅうが怖い」なんて笑っていたのですが、K君は結構な真顔で、

「いや、実はオバケが怖いんです。」
と告白してくれました。笑

「え! なんで? 襲われたこととかあるん?」

と聞くと、

「いや、それはないけど・・・。
でも、急に出てきたり、意味も分からないのに呪われたりしたら、怖いじゃないですか。」
なんて答え。

失礼ながら、ちょっと笑ってしまいました。笑


すると、真顔になって、
「センセ! ボク結構真剣に言ったんです。」
とのこと。

「いやいや、ゴメン。ちょっと矛盾していること言ってるなって思うと、おかしくて。
ま、それは後で説明するとして。

オバケって、霊ってこと?」

「まぁ、そういうことです。幽霊ってことでしょ?」

「幽霊ね。まぁ、霊って呼ぶことにしようか。」

「はい。」

「K君は、霊って何だと思う?」

「人が死んだら、なるもの?」

「ああ、そうだね。
ということは、K君は人が死んだら、無になるんじゃなくて、霊になって残るって考える方なんだね。」

「まぁ、幽霊がいるってことは、そういうことだと思います。」



「そっか、それなら話は早いな。笑

あのね。
人が死んだら霊になる、そう考えるなら、K君も死んだら霊になるんだよ。わかる?」

「ああ、そうですね。」

「でね、まだ『死んだら霊になる』って思っている人はいいんだよ。
或いは、自分の死が理解できた人ね。

突然の事故とかで、死んだ人は、自分が死んだってことに気づかない人も多いんだよ。」

「ええ~! そんなことってあるんですか?」

「あるよ。
だってね、明日、K君が学校の行き掛けに急にダンプカーが後ろから突っ込んできて、
バーンって跳ねられて死んだとするよ。

まぁ、縁起でもないって思ったらゴメンな。笑

バーンて跳ねられたのは、K君の体の方だよ。
K君自身というか、霊の部分は、その場に残っているわけね。

『あ~、びっくりした!』

なんて言いながらね。笑
いや、本当だって! そんな感じらしいよ。

で、何事もなかったかのように、学校に行くんだけど、違和感を感じるんだよ。」

「ああ、誰も気づいてくれないとか?」

「そう! 
K君が話かけても、誰も返事をしてくれない。
体に触っても、実感があまりないんだよ。
『張り子のトラの様なものを触っている感じ』がするらしいよ。

そんなことを考えているとさ、自称霊感少女みたいな子がさ、
『きゃー! K君の霊がスゴイ怖い顔をして私を見てる!』
なんて言われちゃうんだよ。笑

『えぇ! オレ?!』
みたいな。笑

わかる?

K君が怖がっている霊って、そういうものなんだよ。
単に肉体がないだけの人間なの。

そう、人間なんだよ。
ということはね、地面から勝手に湧いて出てきたり、
木の股から生まれたりしてないってことだよ。笑

その人にも、ちゃんと親がいて、愛情を込めて育ててくれて、
好きな人の一人もいただろうし、ひょっとしたら、結婚もしたのかもしれない。
そうしたら、愛する子どももいたかもしれないし、
子どもからは愛される親だったかもしれないんだよ。

そんな人なのに、ただ、肉体がなくてその辺を歩いてただけで、
『きゃー! 恐怖の亡霊が歩いてる!』
なんて言われるなんて、ヒドイと思わない?笑

だって、自分がそんなこと言われたら嫌でしょ?

ね、そういうこと。


それにね、さっき最初に笑ったのは、K君が矛盾したことを言ってたからだよ。」

「矛盾?」

「そう、だってね、占いは信じないって言ったでしょ。
そのとき、なんて言ったか覚えてる?

自分の人生は自分の努力次第だ、
って言ったんだよ。

そう、その通り!


わけのわからない恨みとか、怨念なんてものはない。

だってね、恨み続けるって、ものすごいエネルギーがいるよ。
その辺をたまたま歩いていた人をずっと恨むってこと、できる?」

「う~ん、難しいですね。」笑

「でしょ?笑
そうなんだよ。
だから、意味もわからない恨みなんてものはないんだよ。

悪いことがあっても、それは必ず理由がある。

それにね、『良い』、『悪い』なんてものはない。
あるのは事実だけで、それに『良い』とか『悪い』とかという意味をつけているのは、
その人の判断だけなんだよ。

K君は野球をしてるでしょ。
2アウト満塁で、自分のチームが2点負けてて、次のバッターはK君だ。

さぁ、1打逆転の大チャンス。
そこで、K君は見事な三振をしました。笑


人がどういうかは別として、三振をした事実を自分がどう捉えるかだよ。

『ああ、俺はダメなやつだ。あんな大事な場面で、あんなことになってしまって・・・。
俺はダメだ、ダメなやつだ。
こんなやつに野球をする資格はない。
やめてしまおう。』

なんて、どこまでも落ち込むこともできる。
でもね、

『ああ、俺はあんな大事な場面で三振をしてしまった。
よし、今度こんな場面が回ってきたら、絶対に打てるように、練習を考え直そう。
努力して、次は絶対に打ってやるぞ!』

って考えることもできるんだよ。」

「ああ~!」

「わかる?
事実に対して、どう捉えるのか。
どう考えるのかは、自分で選べるんだよ。

だから、自分で選んでごらん。

どういう自分でありたいんだい?

努力家の自分になりたいのかい?

だったら、努力家の自分だったら、どうするのかを考えてごらん。


そう、発想を逆転させるんだよ。
それが、自分の人生を意識的に生きるということだよ。

自分の人生を、何かわけのわからないものへの反応の連続として
とらえることもできる。

何か出来事があって、喜ぶ。
何かあって、悲しむ。怒る。

そういう人生を選ぶこともできる。

だけど、自分の心は安らかで、誰に対しても優しく接していこう。
自分も人生をめいっぱい楽しもう!

そういう意識的に選ぶ人生を送ることもできるんだよ。

それが人間の凄いところだよ。
わかる?」


「あ~、すごいですね・・・。
わかりました。
ボクは、自分で選んで生きていきたいです。

オバケも少しは怖くなくなりました。」笑

「ね! 少しはお役に立てたかな?」笑

「はい!」

ちょっと喋りすぎた授業でした・・・。笑

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2009/10/03 09:38 | 未分類COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

お久しぶりです。

饅頭が怖い。。。これ、昔話でありましたね。
そういったら、みんな意地悪して饅頭を持ってきてくれたって言う話し!!

娘もお化けが怖いみたいです。
人間のほうがよっぽど怖いよ。
って教えるのだけど、やはり、暗いところは怖いらしい。
都会と違って、田舎は暗いですから。。。

そういや、ラップ音の良くする家ですが、実家なんで、ちっとも怖くないですよ(笑)
家の目の前がお寺、裏がお墓。
ラップ音くらいしてもおかしくないでしょう?

No:28 2009/10/23 16:20 | ゆいまま #- URL [ 編集 ]

ゆいままさん 江

ご無沙汰しております。


まぁ、暗いのが怖いのは、
仕方ないですよね。笑

見えないと色々と不便ですから。


>ラップ音
ま、あまり気になさらずに。笑

波長の法則ですからね。

建材や家具のきしみまで「ラップ音」
にしようと思えば、何でもできますから。笑

No:29 2009/10/28 13:13 | ひろなか #- URL [ 編集 ]

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