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『好き』の気持ちに近づく

先日の高校1年生の授業での出来事。

「センセ、オレ、この間、彼女と別れました。」
と、突然のつぶやき。

「そっか・・・。
え、いつ?」

「おとといです。」

「まだ、未練タラタラじゃろ?」(笑)

「そりゃ、まだ痛いですよ~!
未練タラタラですよ~!」(笑)

「そりゃ、そうよな~!」(笑)

その後、ひとしきりなんで別れるようになったのかを聞きました。

お互い、部活などで忙しすぎて、月に1回も会えない状況。
おまけに、学校も違うし、更に彼女の部活では「恋愛禁止」という
時代錯誤なお達しが出ているそうです。(笑)

「で、『別れてくれる』って言われたん?」

「うん、まぁ、『別れる』っては言われてないけど、
『付き合うのやめようか』って、メールで言われたから・・・。」

「メールなぁ・・・。
で、どうしたん?」

「よっぽど、『俺のどこが悪いん?!』ってメールもしようかと思ったんじゃけど、
まぁ、なんかそれも変なから、『わかった』って、『でも、友達としてメールはしても良い』
って送ってみたら、『いいよ』って返事はきた。」

「そっか・・・。がんばったなぁ~!(笑)

まだ、胸が痛いんじゃろ?」

「うん、食欲もないし・・・。」

「まぁ、失恋の後って、そんなもんよ。

でもな、今、本当に良い時期にいるんよ。

何が良いかってね、『その痛みの中身』をじっくりと考える機会をもらえたことだよ。

Bくんはね、別にLさんから嫌われたんじゃないと思うんだよ。
本当に嫌われたんなら、いつのまにかメールアドレスも変えられたり、
返事をしたりもしないだろうから。(笑)

いい?
もし、こう彼女が考えていたとしたら、どうする?


『私は彼女として、B君に何もしてあげられない。

自分で選んだ部活も一生懸命したいし、勉強も中途半端にしたくない。
だけど、そういうことにかまけて、B君に何もしてあげられない自分もこれ以上たえられない。

ひょっとしたら、私よりもB君のことを支えてあげられる人がいるかもしれないし、
そんな私にしばりつけておくのも、B君に申し訳ない。
だから、お互いに今、大切に頑張っていることを後悔しないように、
距離を置いた方がいいと思う。』


今までの話を聞くとね、Lさんもどちらかと言えば、ベラベラしゃべるようなタイプじゃないでしょ? 
オレみたいに。(笑)
B君もそうじゃん? 
ベラベラしゃべらんでしょ? 
はい、センセみたいにね!(笑)


そしたら、まぁ、想像するしかないけど、今までの話を聞いていると、
本当に真面目な良い子じゃない、Lさんは。

そしたら、そう考えてもおかしくないでしょ?


今ね、B君が苦しいのは、センセ、わかるよ。
失恋すると、見るものすべてが灰色に見えるような感じがするよ。
自分が、本当に小さい存在に思えるよ。
何もしたくなくなるよ。


でもね、その気持ちの内側をよ~く見て欲しい。

その『好き』って気持ちの中身をね。

Lちゃんにそばにいて欲しい。
Lちゃんと誰か他の男が一緒にいるのは嫌だ。

その気持ちはよ~く分かる。
でもね、その気持ちをよく考えてみて。



それは、本当に相手のことが『好き』なの?



自分の傍に居て欲しい、とか、
誰か他の奴と話しているのは嫌だ、とか、
そういう気持ちは、結局自分の欲求を満たしたいだけなんじゃない?

『オレの欲求を満たさせてくれ!』
なんていう相手の言いなりになるような子なの、Lさんは?

違うんじゃない?
B君の好きなLさんは、優しくて、気が利いて、笑顔の可愛い子なんじゃない?

そんな子に、自分の言いなりというか、自分の欲求だけを満たすようなことをしてて良いの?


いい?
人を好きになったら、その『好き』の中身をよ~く、考えてごらん。

自分の欲求だけを満たしたいと思うなら、
結局、それはその人を好きになってるんじゃないくて、好きなのは自分だけなんだよ。

本当に好きなら、相手の幸せも考えるんじゃない?」




「・・・、そうじゃな・・・。
センセの言うこともわかる。

確かに、オレはオレのことだけしか、考えてなかったかもしれんな・・・。」



「でもな、それはそれで良いんよ。
みんな、そうやって1つずつ勉強していくんだから。(笑)

全てが順調にいってたら、人の痛みなんて分からない人間になるよ。


やっぱり、風邪も自分がひいたことがあるから、
誰かが風邪をひいたら、辛いだろうな、と思うだろうし、
怪我をしたことがあるから、怪我をした人の気持ちもわかるようになるんだよ。



失恋したことがあるから、失恋した人の痛みも分かるようになる。
痛みを知る人はね、それだけ人に優しくなれるんだよ。
だから、それはね、実は彼女から贈られた最大のプレゼントかもしれないんだよ。
今はその価値がわからないだろうけど。



そりゃね、好きになっていた分だけ、痛いよ。
だからね、考え方を変えてごらん。
痛い分、『オレは、こんなにも人を好きになれるんだ』ってね。
もちろん、『好き』の中身は考えて欲しいけど。(笑)


いいかな?
センセはね、
『早く忘れて、次の恋を見つけろ』とか、
『女は星の数ほどいる』とか、そんな慰めはしないよ。
だって、もったいないからね!(笑)


その気持ちをじっくり観察してごらん。
痛み具合を味わってごらん。

今の痛みは、心の成長痛だよ。」



「ふ~ん、なんか、そういうもんなんかな・・・?
まぁ、何かわからんけど、話を聞いてもらって、ちょっと楽になった。
ま、頑張らんといけんわな!」



「そうそう、その意気!
今度、高校を卒業したら、向こうから告られるような自分になろうや!」



「はい!!」


ちょっと、上の会話の中には入れませんでしたが、
この二人は殆どやりとりをメールでしていたそうです。
その辺りも原因なのかもしれませんね。

私はしきりに「会いに行きって!」と言っていましたが。




「あのね、『付き合う』って何かというと、センセはね、
『思い出を一緒に重ねていく』ってことだと思うんだよ。


だから、一緒に居ることが大切なんだよ。


その日、その時間の空気を共有すること。
何気ない風景を見ながらね、『あ、蝶々が飛んでるね』とか、
『綺麗な夕日だね』とか、そんな他愛のないやり取りが、本当は一番大切なんだよ。



別に特別なことをしなくても良いんだよ。
一緒に居て、同じものを見て、時々、同じものを食べたりして、
そうするとね、相手のことが見えてくるんだよ。


今風な言い方をすると、『オーラが馴染んでくる』んだよ。(笑)
そうやって、心を通じ合っていくの。

メールはね、形だけでも送れるんだよ。
極端な話、トイレでもメールは打てるんだから。(笑)


そんなメール、嬉しい?(笑)

ね、だから、会って話をするって、ホント、大事なんです。」



みたいなことも話した感じです。
あ~、改めて、話長いですね。(笑)
気をつけます!

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2009/08/11 08:20 | 未分類COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

自分も、こんな風に、ひろなかさんに、励まされたいなぁ!

No:17 2009/08/13 01:50 | オオタ☆ヒロユキ #j4ekpsMA URL編集 ]

オオタさん 江

コメント、ありがとうございます。

いつも励ましているじゃないですかっ!笑

あ、メールは以前のアドレスでは届きませんので、こちら宛てに送信してくださるか、塾のお問い合わせのところから、お願いしますね。

では、また来月に、新しい場所で!

No:19 2009/08/17 08:11 | ひろなか #- URL [ 編集 ]

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