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人作りと木作り

みなさま、こんにちは。

今日は11月19日。
そろそろ年末ですね。
バタバタと忙しい1日ですが、この1年を振り返って、内観する時間も作りたいと思っています。


さて、昔読んだ本からの一説。

熊本藩の細川重賢が、秋山玉山に伝えたという言葉。


「秋山先生。

人作りは木作りだと思って頂きたい。

すなわち、あなた方人作りに励む先生方は、国家の名大工です。
名大工は、苗木の時代から気配りをして、木作りを行います。
これは何の木か、ということを見抜いて、一本一本の木に肥料を与え、剪定をし、或いは添え木をします。


人作りも一緒です。

作られるものがどういう性格で、どういう能力を持っているのかを見抜いて、それに見合った教育を施して頂きたい。

また教育というものは例えてみれば、育てられる者の前に横たわっている河を渡る知識と技術と勇気を与えることでしょう。

河の向こうには、仁、義、礼、智、信、の五常に満ちた社会が待ち受けています。
そこへ到達するためには、人間は全て克己という河を渡らなくてはなりません。

ところが河を渡すとなると、得てして、今の教育者は橋を架けることばかりを考えます。
橋を架けるとなると、道が必要です。

しかし、育てられる者は、必ずしも道のあるところに居るとは限りません。
川上にも居るし、川下にも居ます。

そうであれば、『今』居るところから、河の向こうに渡れるような方法を教えることが、本当の教育でしょう。」


教育とは、する側とされる側が「向き合うこと」から始まるのだと思います。

向き合って、互いを確認することができたら、
今度は向き合ったままだと「前進」できないので、
横に添うことが求められます。

そして、段々と「添う」機会を減らしていくことで、
「自立」させていきます。

それが、教育の目標です。



「人が人として生きていくこと」


お金持ちになるだとか、特定の職業に就くとか、綺麗な容姿になるとか、そういうことは、「目的」ではなく、「手段」です。

それを獲得したときに、どうしたいのか。


そのビジョンがないと、「幸福感」は感じられないと思います。
「幸福感」とは、人が生きる上での薬味のようなものです。

ですから、「薬味」をメインにするのも、本末転倒なのです。

では、「メイン」は何か。


「生きる」ということ、そのものです。

それを「味わうこと」。


料理は素材の持つ旨味を引き出すこと。
そして、それをゆっくり、じっくりと味わうこと。

人生の極意とは、全てに通ずるものなのだと思います。

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2012/11/19 16:31 | 未分類COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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